2011年6月6日月曜日

シバタの日(準備編)



5月25日は開校記念日でした。

同僚のキューバ人が、

「学校の歴史について掲示をしたい。ここは日本の援助で建てられた学校なので、日本についても触れたいから概況を教えて。地図とか写真もあったら貸して。」

といってきたので喜んでお手伝い。

一般にモザン人は日本と中国の違いがわからないというか、アジア=中国と勘違いしている節があり、日本がどこにあるのかわからない人ばかり。


生徒達へ個人的に話するだけではだめだなぁと思っていたので、良い機会が与えられました。


日本はどこにあるか、人口や気候についてさらっと触れただけですが、

前よりも「先生、日本語教えて」と声をかけてくる生徒が増えてきた気がします。

さて、私は式典の出し物の歌・ダンス等の係でした。

この係の職員で職員住宅内に住んでいるのは私一人。

なんで生徒達の練習を見守る・時間計る・順番決める等、前日の夜は夕食を食べる暇もないほど一人でバタバタしていました。

いや、基本的には問題のない仕事のはずなんですが、日本と違って要項ないので、どのぐらいの時間割り当てられているのか全然わからない。

1週間前から練習の見学はしていたけれど、時間わからないから「もたもたしない」ぐらいしか言うことないし。
おまけに、日本と違ってモザン人は目立ちたがりで人前に出たがり。

生徒のリーダーに聞くと、予想以上にたくさんのグループが。


前日になってシェフに各グループ5分と言われ、

生徒達に伝えると「そんなの無理、15分ちょうだい」と懇願される。

「明日は5分、残りは土曜日にして」と話して調整してもらうことに。

上の言うことは絶対なのでしぶしぶ了解してくれました。

もっと早く連絡すればいい発表できるはずだけどな。かわいそうに。

行事の時にいつも思うことなのだけれど、準備するのがホントに遅い。

全て前日!

こういうときに日本だったらっていつも思ってしまう。

行事のたびにアンケートを取って次回の資料として残す。

面倒臭いなと思うこともあったけど、このシステムが確立していないのが発展途上国なんだろう。

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