先週の水曜日、同僚に給食のおばちゃんが亡くなったの知っているか、と聞かれた。
自分の聞き間違えだよなと思ったけれども、残念ながら本当だった。
この2~3日見かけないなとは思っていたけど、まさか亡くなるなんて。
つい最近まで元気に働いていた人が、こんなに簡単に病気で亡くなるとは。
これが発展途上国なのか、と久々に痛感させられた。
他の同僚が
「モザン人は調子が悪くてもすぐ病院には行かず、最初はクーランデーロ(祈祷師)の所に行く。
病院に行くのはその後だから手遅れになるんだ。
そこが問題なんだ」と話してくれた。
金曜日の午後、授業がすべて休校になり同僚や生徒の代表と一緒にお葬式へ。
最初に行ったのが葬祭場。
その後、皆でお墓へ移動。
最後に家へ行って手を洗っておしまい。
お風呂に入るまで、飲んだり食べたりしてはいけないと言われた。
特にドレスコードはないようで、
全ての女性がカプラナをまとっている以外は普段の服と変わらない。
ずっと歌っているのが変な感じがした。。
葬祭場でも、お墓への移動中も、埋めている間も歌っている。
街を歩いているときに、トラックの荷台にたくさんの人が乗って歌っている集団に出会うことがある。
あれはお葬式だったんだな。
結婚式にも同じようにするけど、エンプレが言うには結婚式の歌とお葬式の歌は違うらしい。
わーわー泣いている人のそばで歌っている人がいて、
近親者は悲しそうに歌っているのだけど、
少し遠い関係の人なのか、歌い出すと身体が動き始め笑顔が出てきた。
悲しみにどっぷり浸ることはないと思うけれど、
同僚とか見ていても「トリスチ パ(悲しい)」とか言った直後に冗談言ったりして
軽いノリに見える。
日本以上に死が身近なのか。
それとも葬祭場でも笑ったりすることは特にタブーでもないのか。
同僚に聞くと「私が小さい頃には親に怒られたけど、今では伝統を守る人が減っているんだ」と言う。
最近ブログが更新されていないので忙しいのかな?2年目の夏、MBでどんなこと経験してるのか、教えてね~
返信削除いや、怠けてすいません。
返信削除頑張って更新しま~す(笑)