2011年3月31日木曜日
banana
私の任地シモイオはバナナで有名らしく、パラージン(シャパ乗り場)ではいつもバナナを売っています。大きさによりますが、1房15~20MTぐらい。シモイオに遊びに来た先輩隊員によると、他に比べだいぶ安くおいしい、ようです。 メルカド38に行くと、青いバナナが山のように置かれています。先輩隊員によると。腐らないように薬をつける場所のようです。パラージンで売られているあの立派なバナナは、こうしてできているのかと思うと食べる気がちょっと減ったり… でも、東南アジアでは農薬漬けらしいから、そこよりはまだいいのかなぁ 話が脱線しましたが、シモイオのはずれにあるシバタの周辺でも、もちろんバナナが売られています。生徒が買いやすいように、3本1MTとか5本で2MTとかかなりお得な値段で。周囲にお店もないので、私のおやつもバナナということが多いのです。マンゴやグヮバなど他の果物も安いけれど、その時期の限定商品。だけど、バナナはホントにいつでもある。すごい! そんな中で、私が特に好きなのが小ぶりなバナナ。猿が好んで食べるから、バナナマカコといって普通の大きいのと区別されるみたいです。地元の言葉ではザラペラ。大きさは沖縄の島ばななぐらい。でもモチモチっとした歯ごたえと甘さは、さくっとした島ばななと異なります。同僚のシェフ エレナによると、このバナナは田舎にしかないそうです。私も普通のよりこっちが好きよ、と嬉しそうに話してくれました。
2011年3月24日木曜日
バトゥーキ
モザンビークでは太鼓のことをバトゥーキと言い、歌やダンスの伴奏はほとんどバトゥーキでされます。
1m近くする大きな太鼓から30cmぐらいの太鼓まで、3~4つぐらいを組み合わせて演奏されます。
初めのころは単に拍子をとっているのかと思っていたのですが、何度も練習を見ていると「もっと音楽を聞け」とか「そんなリズムじゃ踊れない」とか言っています。
「ピンパパンパンピン」ずっとピアノやヴァイオリンをしてきた私には、メロディーのないリズムだけの音楽が興味深いと同時に違和感もあったんです。
でも「ここを踊る時の音楽はピンピンパパンパピンピンだ」とか「いや違うピンパピンパピンピンだ」とか話しているのを聞くと、彼らは単にリズムとして聞いているのではなく、メロディーとして聞いているんじゃないかと思うようになってきました。
生徒とか普段接する人々を見ていると、モザン人はとにかく大きな音が好きでガンガン鳴らしているだけに見えますが、太鼓の音に対する感覚は、日本人にはわからないぐらい細かい。
私に「パリンパリン」と叩けと言うので、その通り叩いているつもりだけど違うと言われる。アクセントだったり、響きを殺した音だったり、何かしら違うらしい。
マニカ州の伝統舞踊のグループに通うようになって2カ月たったけれど、なかなか難しくて、未だ1曲もマスターできず。帰国する前にリズム感をつかめるように、がんばろう!
しんぱてぃこ
3月11日に起こった地震、それに続く津波。大変な犠牲者の出たこの震災は、連日ここモザンビークでも報道されている。
同僚の家で初めてテレビを見た時は、本当に言葉を失った。
JICA事務所からのSMSで地震のことは知っていたけれど、まさかこんなにひどいなんて…
自然の脅威、そして畏怖を感じたのは私だけではないと思う。
同僚や友人達は私を見ると「お前の家族は大丈夫か」と声をかけてくる。
何人かの同僚は、気になって仕方なかったらしく家まで訪ねてきた。
私の出身地は遠く離れているから大丈夫だと言うと「よかった、神に感謝します」とか「おまえの家族のことが気になって昨日は眠れなかったんだ」etc.
多少オーバーだとも思うけれど、他人の痛みを自分のこととして受け取れるモザン人、思いやりの心に満ちるモザン人は本当にいい人だなと思う。
地震も津波も縁のないこの地では、「なんであんな危ない所に人が住んでいるんだ」等の返答に困る質問をされることも度々ある。
街を歩いていて、これまで決して聞くことのなかった『地震』という単語をよく耳にするようになり、おしゃべり好き、うわさ好きなモザン人のネタの一つになっているとも思う。
でも、私を見てとんできた同僚達のあの表情、そして無事を伝えた後のハグは、本当に心配してくれたことを物語っている。
そんな人々に囲まれている私は、本当に幸せ者だなと思う。
同僚の家で初めてテレビを見た時は、本当に言葉を失った。
JICA事務所からのSMSで地震のことは知っていたけれど、まさかこんなにひどいなんて…
自然の脅威、そして畏怖を感じたのは私だけではないと思う。
同僚や友人達は私を見ると「お前の家族は大丈夫か」と声をかけてくる。
何人かの同僚は、気になって仕方なかったらしく家まで訪ねてきた。
私の出身地は遠く離れているから大丈夫だと言うと「よかった、神に感謝します」とか「おまえの家族のことが気になって昨日は眠れなかったんだ」etc.
多少オーバーだとも思うけれど、他人の痛みを自分のこととして受け取れるモザン人、思いやりの心に満ちるモザン人は本当にいい人だなと思う。
地震も津波も縁のないこの地では、「なんであんな危ない所に人が住んでいるんだ」等の返答に困る質問をされることも度々ある。
街を歩いていて、これまで決して聞くことのなかった『地震』という単語をよく耳にするようになり、おしゃべり好き、うわさ好きなモザン人のネタの一つになっているとも思う。
でも、私を見てとんできた同僚達のあの表情、そして無事を伝えた後のハグは、本当に心配してくれたことを物語っている。
そんな人々に囲まれている私は、本当に幸せ者だなと思う。
2011年3月20日日曜日
新年度スタート!
1月上旬に入試があり、2月から授業が始まりました。
昨年は色々な州の生徒がいましたが、
今年はナンプラ州の生徒が約30人いて、あとはマニカ州の生徒です。
モザン国内ほとんどの州で受験者が少なかったこと、採点に手間がかかったこと等の理由で、
例年のように生徒を移動させなかったみたい。
去年は国が学校を決めるという方式を聞いてびっくりしましたが、今年は入れ替えないことにびっくりです。
意味があってやっていたのなら毎年すべきじゃないか、
と思うのは日本人の発想みたいで…
同僚に「なんで今年はマニカ州の生徒だけなの?」と聞いても『知らない』の一言。
全然気にしていないんだよね。
びっくりといえば、入学式もなくて授業がいきなり始まったことも衝撃でした。
いつものように、ポル語の勉強がてら学校に顔を出したら『明日から授業始まるよ』だって。
掲示板のどこにも入学式や授業の日程は貼られていないのに…
本当に先が読めない、自閉症には生き難い所です。
でも、新しい生徒達は1クラス約23名と少なく授業はしやすいし、
ピアノやギター等を弾ける子も多く一緒にセッションしたりして楽しんでいます。
昨年は色々な州の生徒がいましたが、
今年はナンプラ州の生徒が約30人いて、あとはマニカ州の生徒です。
モザン国内ほとんどの州で受験者が少なかったこと、採点に手間がかかったこと等の理由で、
例年のように生徒を移動させなかったみたい。
去年は国が学校を決めるという方式を聞いてびっくりしましたが、今年は入れ替えないことにびっくりです。
意味があってやっていたのなら毎年すべきじゃないか、
と思うのは日本人の発想みたいで…
同僚に「なんで今年はマニカ州の生徒だけなの?」と聞いても『知らない』の一言。
全然気にしていないんだよね。
びっくりといえば、入学式もなくて授業がいきなり始まったことも衝撃でした。
いつものように、ポル語の勉強がてら学校に顔を出したら『明日から授業始まるよ』だって。
掲示板のどこにも入学式や授業の日程は貼られていないのに…
本当に先が読めない、自閉症には生き難い所です。
でも、新しい生徒達は1クラス約23名と少なく授業はしやすいし、
ピアノやギター等を弾ける子も多く一緒にセッションしたりして楽しんでいます。
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