2012年1月29日日曜日

Ano Novo (新年)

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

モザン人の友達や同僚たちから「コモエントロウ?エントロウベン?」とよく聞かれます。

「どうやって年越したの?いい年を迎えられた?」ということですが、皆様はいかがでしたか?


私は隊員仲間とモザンビークのリゾート地、ヴィランクーロにて年越しをしました。

海辺の野外ステージで年越しライブ、打ち上げ花火、そしてものすごい人混み。
100
発ぐらいあったかな?打ち上げ花火すごかった!

すぐ近くで打ち上げているので、すごい迫力。

ライブのほうは、メインのリザ・ジェームズがなかなか現れず、あきらめて家に帰りました。

でも、こんな年越しは久しぶり。

日本にいるときは紅白やジャニーズカウントダウン見ながらのんびり過ごすことが多かったよな。

ここでの生活のほうがアグレッシブだ。


さて、元旦は日本人総勢15名でカロリーナ島へ行ってきました。

行きの船は天候があまり良くなく、波は高いし風は冷たいしで散々。

でも、島に着くと太陽が出てきました。

白い砂、エメラルドグリーンの海。

沖縄と同じぐらいきれいな海を見ていたら元気になって、

シュノーケリングに出かけました。




ビックリするぐらい魚の群れがいるんですが、

ぜんぜん逃げないんですよ。

沖縄ならクマノミとか小さな熱帯魚が多いんですが、

ここでは私の腕ぐらいの大きさの魚がうようよしています。



泳いだり、

砂浜でゲームをしたり、


昼寝したり、

島を散歩したり、





おいしい昼食を食べたり、

と楽しい元旦を過ごしました。

2012年1月10日火曜日

Natal(クリスマス)

12月の中旬から語学研修で首都マプトにてきていたので、今年はアウェイでのクリスマス。

生徒や同僚に招待されていたのに残念って思っていたら、マプト出身の昨年度の教え子マティウスが家に招待してくれました。

 何度も首都マプトに来てますが、いつも中心部だけで郊外へ行ったことがない私。

中心部を抜けると高い建物は消え、ごちゃごちゃしたメルカド(市場)やわらぶきの家が現れることに驚き!

でもこの日の移動はきつかった。

ただでさえ日曜日はシャパ(乗り合いバス)が減るのに、クリスマスも重なって、

普段ならムゼウからバス1本で行けるとこを、バイシャまで歩いてバス2本乗り換え。

その後軽トラックの荷台に揺られ、やっとこさ彼の家に着いたのでした。

たどり着くのに時間がかかったため、父親代わりのおじさんには残念ながら会えませんでしたが、

兄弟やいとこ、お祖母さんを紹介してもらい、昼食をご馳走になりました。



お祖母さんはあまりポルトガル語が話せないようで、

私に向かって話すのは「オブリガーダ、カニマンボウ(ありがとう)」だけ。

でも、「食べて食べて」とか「庭になっているマンゴを持たせなさい」とか、

家族に話している。

どこの国でもおばあはカメーカメー攻撃をするんだなと思うと面白かったり、お祖母さんの優しさが嬉しかったり。


もっとゆっくりしたかったのですが、「先生帰れなくなるよ」とマティウスにせかされてドミに帰りました。

もちろん、シャパと軽トラックを乗り継いで(笑)。

またまた 虫喰

雨季が始まると、道にはキアボ(おくら)等いろんな物が並び始めました。

超でかいきのこ!しいたけの10倍くらいかな~

とても美味しいらしいんですが、

買ったらすぐ料理して食べなきゃいけない、

とうちのエンプレ(お手伝いさん)が言うので、まだ食べずにいます。

終わる前に早く食べなきゃ


ハラテ(まるでアゲハチョウの幼虫のような虫)。

友達のモザン人が言うには決まった木だけに生息するらしいので、

たぶん蝶か蛾の幼虫です。


あまりにグロテスクでとても食べれるとは思えなかったのですが、

イシュクワが普通に食べられたから、

これも意外といけるのかな~と思ってチャレンジしてみました。


といっても、今回のはちょっと強敵。

なんで道ずれにもうすぐ帰国する先輩隊員を我が家に招き、

ミニお別れ会のメインとしてエンプレ(お手伝い)のラケルに用意してもらいました。


私が出かけている間に彼女がぱぱっと調理したんで、

残念ながら料理方法はわかりません。

たまねぎとトマトと一緒に炒めてカルド(モザンビーク版味の素)で味付けしただけだと言ってました。


皆かなりびびってたけど、覚悟を決めていただきました。

味のほうは...美味しくない。

木の枝食べてるみたい。

というか、視覚的にまずすぎて味わう余裕なく、流し込んだというほうが正しいかな。

私達がキャーキャー言って食べているのを見ながら、ラケルは笑って普通に食べています。


悔しいことに、こんなにがんばって食べたのに自分の写真撮るの忘れた。


アニマムイント(とても美味しい)と売っている人達は話していたけど、

気持ち悪くて食べたことないという生徒や同僚も多い。

モザン人の中でもかなり賛否両論のハラテ

皆さんは食べてみたいですか?

卒業式2011


1210日は私にとって2度目の卒業式でした。

昨年度は3ヶ月ぐらいしか教えなかったけれど、今年度は最初から最後まで私が教えた生徒達。



家に遊びに行ったり、

町を案内してもらったり、

修学旅行に行ったり、

一緒にピアノやギター弾いたり、

夜遅くまで合唱やダンスの練習つきあったり、

とたくさんの時間を共有した生徒達。


そんな彼らの晴れやかな姿を見ていると嬉しくもあり、

一緒におしゃべりしたりできなくなるんだ~と一抹の寂しさもあり...





日本で先生していた時にも、こんな気持ちになったりしたけど、

もう一生会えないかもしれない、と思うぶん余計に感慨深い。


伝えきれなかったこと、教えきれなかったこと、

生徒に卒業証書渡したり、一緒に記念撮影したり、

今こうしてブログを書きながら、言葉にできないたくさんの思いが駆け巡っています。